○御開山

 
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 妙国寺から東に約100メートル行ったところにあり、元本要寺があった場所です。
 現在では、日要上人のお墓があり(県史跡)、自然石の正面に
 「南無妙法蓮華経」と題目を刻んであります。

○日要上人


 永享8年(1836)に細島で生まれました。
 幼名を「円丸」といい、6歳で妙国寺の脇坊にあった連光院日恵に
 従って法華経を学び、延徳元年(1489)には安房国(千葉県)の
 日蓮宗本山妙本寺の第11代座主となりました。
 日向に帰国してからは、細島で近郷住民の教化に努め、
 永世11年(1514)、79歳で没しました。
 また、日要は的供養を行い、人々に「日要上人」と崇められました。
 的供養とは、伊東尹祐(ただすけ)の刺客に殺された
 日知屋城主伊東祐邑(すけむら)とその一族の亡霊があらわれ、
 悪病が流行し、死者が続出していたので、日要は題目をかいた石を海に沈め、
 鬼面の的を萬屋関本伊太郎・伊吹郎兄弟に破魔矢で射させ、怨霊退散の祈祷をし、
 亡霊を鎮めたというもので、現在はその的供養の行われた旧暦1月15日に、
 42歳の本厄の厄除けの行事が実施されています。

○八大龍王の石碑

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 米の山の山頂にあり、八大龍王を祀った石碑です。
 八大龍王とは、法華経守護の8人の龍王(龍神)様をさし、
 古くから水産海運業の盛んな港町・漁村などで信仰されてまいりました。
 地元細島でも、米の山の山頂に祀られております。


○八大龍王
 難陀竜王 なんだ 海洋の主です。頭上に9匹の竜、右手に剣、左手は腰。
 跋難陀竜王 ばつなんだ 難陀の弟です。頭上に7匹の竜、右手に剣、左手は空中。
 娑羯羅竜王 しゃがら 天海に住むみ雨乞いの本尊です。
 和修吉竜王 わしゅきつ 水中に住む九頭竜です。
 徳叉迦竜王 とくしゃか この竜が怒って人を見るとその人は死ぬと言われております。
 阿那婆達多竜王 あなばだった 雪山の池の中の五柱堂に住んでおります。
 摩那斯竜王 まなし 阿修羅が海水で喜見城を攻めた時その海水を戻しました。
 優鉢羅竜王 うはつら 青蓮華の池に住んでおります。